紙の地図とコンパスは登山の必須アイテム。
とはいうものの、
- GPS機能がついたスマホがあるし
- YAMAPを使えば登山道も自分の位置もわかるし
- 整備された登山道には道標もあるし
紙の地図とコンパスがなくても山は登れてしまいます。
実際、登山中に地図もコンパスもほとんど使ったことはありません。
それでも、紙の地図とコンパスは持って行っています。
なぜなら、
- スマホが壊れる(電池切れも)可能性もあるし
- 登山道から外れてしまう(道迷い)可能性もあるし
遭難しないために必要だと思っています。
コンパスを実際に使った場面もあります
ほとんど使ったことはないというものの、コンパスを使ったこともあります。
夕日・朝日の方角、山頂から見える景色の同定に
1回は先の登山「木曽駒ヶ岳」で、夕日の沈む方角と朝日の出る方角の確認。
太陽の明るさや影、他人の様子でわかるといえばわかるんですが、方角を知りたかった時はちょうどガスが出ていて太陽の位置がわかりませんでしたので、コンパスは役立ちました。
方角の確認については、「田代岳」の山頂でも遠くに見える山の名前を知るために使いました。
道迷い予防に
登山ではなくトレッキングなのですが、「矢立峠遊歩道」のとある分岐点で使いました。
いくつもの道が交わる場所だったのですが、私の行きたい方への案内表示が見当たらず、コンパスで方角を確認しつつ、地図と道と案内看板を見比べて、進むべき道を探しました。
(ちなみに進んだ道があっているかどうか不安だったので少し進んで引き返すことも念頭に置いていました)
そんな感じで何かしら使う機会があれば積極的に使っています。
コンパス「SUUNTO A-10」
持っているコンパスはSUUNTOのA-10(北半球用)。
SUUNTOは時計が人気のブランドですがコンパスもあるのです。
中身はコンパス本体と、ネックストラップとそれらをつなぐ部品。
いやー。ストラップをつけるのに苦労しました。
というか私はつけられませんでしたので、夫につけてもらいました。
ここまではできたんですが、
コンパス本体に部品をはめるのが硬くて硬くて。
私の力でははめることができなかったので夫にお願いしました。
保証期間は2年。結構長いですね。
お手入れは水と中性洗剤で洗います。
動作温度は-30℃から+60℃、
保管温度は-22℃から+140℃。
ある程度、過酷な場所でも使えます。
コンパスにはルーラーや磁北線に合わせる目盛りなどもついているので、地図と組み合わせて使うのに便利です。
説明書に地図と組み合わせる使い方も(英語で)書いてあります。
まーでも、これが覚えられなくて…
- 地図の上にコンパスを置く
- 目的地と現在地にルーラを合わせる
- 地図の磁北線にコンパスの磁北線を合わせる
- 地図とコンパスをもったまま、体を回してコンパスの針と磁北線を一致させる
- コンパスの矢印の方角に目的地がある
みたいな。
他の使い方も書いてあったと思いますが、覚えられません。
地図の読み方・コンパスの使い方を勉強しよう!
等高線や登山で使う地図記号は見て理解はできるのですが、それを元に歩けるかと言われるとちょっと厳しいと感じています。
を購入して独学してもいいのですが本当は誰かに教わりたいです。
好日山荘やモンベルなどでも講習会をやっているみたいなので参加したいと思っています。