7月上旬に、愛知県名古屋市守山区の東谷山(とうごくさん)へ登ってきました。
地下鉄藤が丘駅からバスで約40分。
東谷山は名古屋市最高峰198.3mの山で、山の中には古墳が4つも!
散策路や参道が整備されているため、とても歩きやすかったです。
下山は苔むす森で森林浴も満喫。
帰りはフルーツパークでフルーツを食べてきました♪
東谷山の概要や当日の装備・持ち物、登山道の様子などを写真とともに紹介します。
東谷山(とうごくさん)について
- 山名 東谷山(とうごくさん)
- 場所 愛知県名古屋市守山区
- 今回の登山時期 梅雨(7月上旬)
東谷山は名古屋市最高峰198.3mの山。
志段味古墳群の一部で登山中にも古墳を4つ見ることができます。
山頂には尾張戸神社(おわりべじんじゃ)、ふもとには「東谷山フルーツパーク」があります。
散策路はきれいに整備され、子どもにも歩きやすい道です。
標高
198.3m
所要時間(YAMAP活動記録より)
- 歩行距離 2km(散策路入り口から下山まで)
- 歩行時間 1時間30分(散策路入り口から下山まで)
- 登頂開始時刻 12時ごろ
- 下山完了時刻 13時30分ごろ
※ YAMAP:登山地図のダウンロード、GPSを使って現在位置の確認、活動記録などを残せるスマホアプリです。
交通アクセス
東谷山フルーツパーク南門近くの散策路入り口から登頂できます。
車・JR・市バス・ゆとりーとラインで東谷山フルーツパークへ行けます。
詳しくは東谷山フルーツパークのアクセス情報をご覧ください。
トイレ・水場など
トイレは東谷山フルーツパーク内と山頂にあります。
山頂のトイレはバイオトイレです。
登山地図
今回は「分県登山ガイド22 愛知県の山」を参考にしました。
私の東谷山のYAMAP活動記録はこちら
分県登山ガイド22 愛知県の山の記事はこちら
服装・装備・行動食など当日の持ち物
服装
- バックパック
- 帽子
- トレッキングシューズ(スニーカーでOKです)
- アンダーウェア(長袖・スパッツ)
- トレッキングショートパンツ
- 半袖シャツ
今回はトレッキングシューズで歩く練習を兼ねています。
そのためトレッキングシューズを履きましたが、歩きやすいスニーカーなどで大丈夫です。
行動食・非常食・水分
- 水分
- 水 500ml
- お茶 500ml(夫と半分ずつ)
- おやつ・非常食
- 塩分タブレット・柿ピー
水分はちょっと足りなかったかも。
ランチはフルーツパークで食べるから持って行っていません。
念のための非常食として柿ピーと塩分補給用のタブレットのみ持っていきました。
その他持ち物
夕方から雨の予想だったので、念のためザックカバーと折りたたみ傘を持って行きました。
名古屋市最高峰198.3mの東谷山へ!難所・見どころ・感想を写真とともに紹介
バス停からまずは「東谷山フルーツパーク」へ
地下鉄藤が丘駅から市バスで約40分、東谷山フルーツパークバス停留所に到着です。
行きも帰りも日中は1時間に1本。
乗り遅れないよう、帰りのバスの時刻をチェック。
東谷山フルーツパークまで徒歩で約15分ほど。
わかりやすい案内看板が要所要所で設置されているので迷うことはありませんでした。
東谷山が見えてきました!
梅雨の晴れ間の晴天を狙ってきましたが、夕方から雨予報。
早く登って下山しなければ!
案内看板通り歩くと東谷山フルーツパーク北門に到着です。
「東谷山フルーツパーク」から散策路入り口へ
東谷山フルーツパークは入場は無料です。
果物の収穫体験などができるのですが、7月上旬はまだ実が青いものばかりで収穫体験はありませんでした。
フルーツパークでトイレを借りて南門へ向かいます。
雨が降る前に登りたいのでフルーツパークは後のお楽しみ。
フルーツパークからも東谷山が綺麗!
南門を出ると大きな案内看板がありました。
散策路の入り口です!
いざ散策路を登山開始!歩きやすく整備されています
散策路はとても綺麗に整備されています。
道を外れないよう、ロープや杭が設置されているので安心ですね。
木段もたくさんありますが、春日井三山の木段に比べると段差が低く楽でした。
東谷山27号墳
散策路を歩いていると、ほどなくして第一古墳「東谷山27号墳」発見です。
全部で50基ほどある横穴式石室をもつ古墳のうちの一つで、この岩は石室の石組みなんですって。
南社古墳へ向かう道は自然を満喫
東谷山27号墳から次の古墳へ向かう道は里山という感じで自然が楽しめます。
木をよけて散策路が作られているため、ちょっとしたアスレチック気分を味わえる箇所あり。
看板もわかりやすいし、道もわかりやすい、本当に整備された散策路です。
名古屋市最高峰といえども、標高は200mありませんので平地と気温は変わりません。
日差しを遮ってくれる木々がありがたいです。
お!なんだか開けてきました。
南社古墳に到着です。
南社古墳
南社古墳の頂上にはお社が設置されています。
そして、円筒埴輪。
これは複製品かしら。中社古墳の円筒埴輪は複製品なので、これもたぶんそう。
東谷山にある古墳には立派な案内表示が設置されています。
日本語はルビつき、英語・中国語・韓国語でも表記されています。
勉強になりますね!
中社古墳へ向かう道は長〜い階段です
南社古墳から中社古墳へ向かいます。
長い木段を下ると、
長い木段が見えてきました…
この道を登るのかぁ…
きついなぁ…
中社古墳と山頂の尾張戸神社古墳に行くにはこの道を通るしかありません。
ここまで来て引き返す訳にはいきません。
あともう少し!と気合を入れなおします。
途中途中、休憩しながら木段を登っていきました。
中社古墳
がんばって長い木段を登ってよかった!中社古墳に到着です。
27号墳や南社古墳よりもずっと神秘的。
古墳の斜面に石を積んでいたそうで、それを再現しています。
円筒埴輪にだけスポットライトを当てたような木漏れ日が本当に素敵。
山頂までもう少し
中社古墳をすぎると、山頂までもうすぐです。
イノシシ出るみたいですよー。
明るい開けた場所が見えてきました。
山頂です。
山頂は広々。ゆっくり休憩できます
山頂には尾張戸神社古墳があり、神社が古墳の上に建てられています。
尾張戸神社は社務所も参道もあり、参拝に訪れる方もたくさん。
展望台に登ってみましょう!
展望台からは名古屋の街が一望できます。
とっても平野ですね!
反対側には休憩所。
こちらは瀬戸市の方ですかね。
山が近いです。
山頂にはバイオトイレが設置されています。
ゆっくり休憩してから下山です。
下山は神秘的な苔むす森の中を歩きます
下山は尾張戸神社参道から東谷山フルーツパークへ帰ります。
参道を途中まで下って分岐を探します。
この標識の方へ進むと中社古墳に出てしまうので通り過ぎます。
そうそう、ここ。
この案内標識を右へ。
そして広がるのがこの景色!
なんて背の高い森なんでしょう!!
とっても神秘的な雰囲気です。
岩は苔むし、
倒木にも苔が生え、
新しい芽が出てきていました。
たまりません、この雰囲気。
神秘的な森を通り抜けると、
沢が出てきました。(倒木の後ろ側が沢です)
昨日の雨の影響で道も少しぬかるんでいます。
下山すると何やら小屋や農園が出てきます。
東谷山では、りすやムササビを調査・保全する「守山リス研究会」や里山遊び体験などができる「りす山の保育農園(えこども)」などの団体が活動しています。
山頂のバイオトイレは「えこども」のワークショップ形式で作ったそうですよ。
駐車場と道路が見えてきました。
下山完了です。
「東谷山フルーツパーク」へ戻ります
リス横断注意の標識を右へ曲がって道沿いを歩きます。
リスには残念ながら会えませんでした。
ここを右へ曲がると
東谷山フルーツパークの駐車場が見えてきました。
南門へ到着です。
東谷山の動物・虫
山頂近くではイノシシ注意の案内がありました。
山頂近くではスズメバチ注意の案内がありました。
野生のリス・ムササビなどが生息しているため、ペットの持ち込みはご遠慮くださいとのこと。
リス横断注意。リスやムササビに会いたかったわー
一番しんどかった場所は…
中社古墳へ向かう長い階段です。
休み休み登りました。
ここさえ乗り切れたらあとは風光明媚な東谷山を楽しめます♪
下山後の楽しみは「東谷山フルーツパーク」!
ランチ
1時間半ほどで、だいぶ曇ってきました。
お腹ペコペコなので「東谷山フルーツパーク」のレストハウスでランチです。
私はフィッシュバーガーセット、夫はおうどん。
フィッシュバーガーセットには旬のフルーツがついてきます。
フルーツパークなんで、フルーツ食べなきゃね!
果物園をぐるっと見学
果物園はたくさんの実がなっていました。
柿って初期はこんな感じなのね、と新しい発見があったり、
栗ってもうイガができてるんだーとびっくりしたり、
美味しそうなキウイもできていました。
案内看板があるので勉強になりますねー。
この日は、ぶどうの袋がけ体験イベントが行われていました。
収穫体験とかも楽しそうです!
売店でフルーツパフェ
締めは売店のフルーツパフェ。
マンゴーパフェとパッションフルーツパフェです。
カットフルーツもあったので、東谷山登山の帰りにぜひぜひお試しくださいね。