名古屋のみなさん、知ってました?
福岡市ではゴミ収集が夜なんですって!
ゴミの分別も「燃えるごみ」、「燃えないごみ」、「空きびん・ペットボトル」、「粗大ごみ」の4種類で、他の地域から引っ越してきた人が楽にゴミ捨てできるよう、簡単になっているそうです。
素直に羨ましいと思ってしまいます。
名古屋市では、資源ごみを分別し、朝回収ですよねぇ…。
月1回の回収や週1回の回収を忘れてしまったり、回収に間に合わなかった時、分別ルールを間違え回収されなかった時などは、家の中が大変なことになります。
特に、プラスチック製容器包装の回収には、私はとっても困っています。
- スプレー缶に穴を開けず、完全に使い切ってから、資源用指定袋か中身の見える透明な袋に入れて、可燃の日に。詳しくは公式を > スプレー缶類の出し方
- 電池はプラスマイナス部分をセロテープなどで絶縁する。透明な袋(名古屋市指定のものではない)に入れてプラの日に出す。詳しくは公式を > 【令和4年7月開始】電池類の一括収集
名古屋市のゴミ収集日
年末年始をのぞき、祝日もゴミの収集があります。
区によって収集曜日が異なりますので、詳しくは名古屋市のサイトをご覧ください。
名古屋市:各区の資源・ごみ収集日(暮らしの情報)
名古屋市のゴミ分別ルール
名古屋市のゴミ分別について簡単に説明します。
下記に載っていないものは、集団資源回収やメーカー回収などで、名古屋市では回収していないものも多々あります。
各戸収集
- 可燃ごみ
- 不燃ごみ
- 発火性危険物(スプレー缶類、使い捨てライター等)
- 粗大ごみ
- プラスチック製容器包装
- 電池類
家の前に出します。
ステーション収集
- 紙製容器包装
- ペットボトル
- 空きびん
- 空き缶
地区ごとに捨てる場所が決められています。
拠点回収
- 紙パック
- ペットボトル
- 小型家電
- 食用油
協力スーパーや区役所などで回収することを拠点回収と言います。
各分別ルールなどは下記でご確認いただけます。
アプリも用意されています。
50音別の一覧表もありますが、探すだけで大変です。
私が名古屋市のゴミ収集で難しく感じるところ
正直、守るのが難しいところは守っていなかったりします。
ゴミを資源にするのは大事なことですが、もう、難しくて難しくて…
同じ素材でも分別したり、同じ商品からも分別したり
ラップを例にします。
ラップ(お店で包装されたもの)→プラ容器包装
ラップ(購入品・家庭で使用したもの)→可燃ごみ
ラップの外箱の刃(金属製)→不燃ごみ
ラップの芯→集団資源回収・リサイクルステーションなどへ(利用できない場合は可燃ごみへ)
ラップの外箱(紙刃を含む)→紙製容器包装
肉や魚、野菜を購入した時にトレイの上に貼られたラップはプラ。
ラップとして購入したものは可燃。
もちろん、購入したラップの外箱と芯も分けなくてはなりません。
外箱は紙製容器包装なのに、芯は可燃とか…
同じラップなのに、家で使ったか、店が包装したかで分別が変わるとか…
正直しんどいです。
雑がみは、リサイクルにできるというけど
チラシやトイレットペーパーやラップの芯、ハガキや封筒などの雑がみは、集団資源回収やリサイクルステーションで回収しているそうです。
できればそちらに出してください、との事。
正直言って、そこまで分別する余力がないので、雑がみはよっぽどじゃないと可燃に入れてしまいます。
ちなみに、紙製容器包装(お菓子の箱とか)と紙パック(牛乳パックとか)は雑がみではなく資源で、その上、二つは別に仕分ける必要があります。
素材ではなく、包装されたか容器だったかで分別
分別で難しいのは、プラスチック製だからといって、プラスチック製容器包装に入れてしまうとダメなところ。
プラスチック製のバケツやハンガー、おもちゃ、CDなどは、可燃ゴミなんです。
不燃でもプラでもないのです。
(昔は、プラスチック製品は可燃じゃありませんでしたが、5年ほど前に変更になりました)
これは何回か「回収できません」シールが貼られたので覚えるようになりました。
「迷ったら資源へ!」って名古屋市のパンフには書いてあるけど、当たり前ですが、資源袋ごと回収してもらえません。
お店で包装されたもの・容器として店頭に並んだもの以外は、プラ製品でも可燃なんです。
資源ゴミ袋に入れるのに、可燃回収日に回収される
指定ゴミ袋は、可燃・不燃・資源の3種類あります。
ペットボトルと空き缶、プラスチック製容器包装は、それぞれ別の資源袋にまとめなくてはなりません。
面倒ではありますが、意図は理解できます。
難しいと感じるのは、発火性危険物は資源ごみ袋に入れて、可燃ゴミと同じ日に可燃ゴミから少し離して出す、というルールです。
資源ごみ袋に入れるのに、他の資源ごみ回収日とは別の日に回収するということがとても難しく感じます。
発火性なので、資源の回収日に資源ゴミ袋に入れると混在しそうで危険、とか、そういう理由もあるのかな、と推測はするんですけど。
回収日が少ない
各戸収集の回収日は、可燃ゴミと発火性危険物は週2。プラは週1。不燃は月1。粗大ごみは予約ありで月1。
可燃ゴミはいいです。週2あるから。
不燃と粗大ごみは月1。
忘れると、来月まで持ち越し。
ま、これは早々出るゴミではないので、特に問題ありません。
いざとなれば、自分で持ち込みもできます。
問題はプラです。
プラは、料理をすればどうしても出てしまいます。
可燃ゴミよりもプラの方が多い時も多々あります。
週1だと野菜や肉の包装容器でパンパンになり、それを出し忘れると大変なことに….
本当、プラだけはなんとかならんものか、と。
週2にしてほしい、と切に願います。
ゴミを自宅にためないための自治体・団体・スーパーの利用方法
分別が多すぎて困るので、スーパーの回収ボックスをよく利用しています。
また、利用したことはありませんが、名古屋市や市民団体などの回収サービスもあります。
スーパーにリサイクル回収があります
名古屋市のスーパー店頭にはリサイクル回収しているところもあります。
- ペットボトル
- アルミ缶
- 紙パック
などは、近くのスーパーに買い物時に持って行っています。
分別して家に置いておくと、どれだけゴミ袋がいることか…
スーパーのリサイクル回収があるだけで、家で分別し置いておかなくてはいけないものが減り、大変助かっています。
イオンでは食品トレイの回収もしているけど
プラの回収日を忘れてしまうこともあるから、食品トレイもスーパーに持って行きたいんですが、種類が限られています。
正直、どのトレイを回収してもらえて、どのトレイが回収できないのか、覚えられません。
どんなトレイが回収できるのですか?
発泡スチロール製の食品トレイです。楊枝を刺して“プチッ”とささるものであれば、無地、カラーを問わず回収しています。回収できないものは、お弁当用の硬い容器や透明のトレイ、納豆やしめじの容器、カップ麺の容器などです。また、必ずきれいに洗浄してご持参いただく事をお願いしています。
発泡スチロール製だけなんです。
でもカップ麺はダメ。納豆もダメ。
肉・魚くらいかしら。
正直、ほとんど出すものがありません。
名古屋市のサービス
名古屋市では、ゴミを自力で出すのが困難な方、大量にゴミが出る場合などのサービスもあります。
なごやか収集
ごみ・資源の排出が困難な方向けのサービス「なごやか収集」が名古屋市では用意されています。
ただ、要介護認定を受けている高齢の一人暮らしの方、身体障害・精神障害・知的障害の手帳を持っている一人暮らしの方が対象なので、かなり対象が限られています。
名古屋市:ごみ・資源の排出が困難な方への市民サービス「なごやか収集」(暮らしの情報)
自己搬入
可燃ゴミ、不燃・粗大ゴミであれば、環境事業所で手続きを行えば、処理施設に自分で搬入できます。
10kg200円とのことなので、それほど高くは感じません。
資源リサイクルできるものは対象外なので、プラは持ち込みできません。
名古屋市:ご自分で処理施設に搬入する場合(自己搬入)(暮らしの情報)
中部リサイクル運動市民の会
集団資源回収(子供会や町内会)へ資源を出すのが難しい際は、リサイクルステーションを利用する方法もあります。
名古屋市では、以下の団体が、リサイクルステーションを開催しています。
- 中部リサイクル運動市民の会
- 名古屋のごみを考える市民の会
- 古紙回収研究会
全区でリサイクルステーションを開催していて、リユース品回収もしている中部リサイクル運動市民のについて紹介します。
リユース品・リサイクル品の会場で受付
常設している会場、定期的に開催している会場があります。
まとめ
というわけで、いろいろ書いてきましたが、実は「容器包装」分別さえ覚えれば、以外とカンタン。
「プラ」ってマークがあれば「プラスチック製容器包装」。
書いていないものは「可燃」。
紙も同様。
しかし、結局、私が一番困っている「プラスチック製容器包装」の回収については、毎週1回の回収日に忘れず出す以外に方法はなく。
せめて週2回になれば…
紙製容器包装はかさばらないけど、プラスチック製容器包装は本当にかさばります。
とはいえ、資源をリサイクルすることには文句はありません。
ただただ、プラスチック製容器包装の回収頻度をあげて欲しいです。