[おすすめ海外ドラマ] 強迫性障害の元刑事が活躍する海外の探偵ドラマ「名探偵モンク」が面白い！

2002年から2009年までアメリカで放送されていたテレビドラマシリーズ。
強迫性障害を患う私立探偵エイドリアン・モンクが警察に協力して事件を解決していく、ミステリー・コメディーです。
シーズン8まで続いた大ヒット探偵ドラマ「名探偵モンク」のシーズン1を紹介します。

名探偵モンクトレーラー

あらすじ・設定

舞台はアメリカ、サンフランシスコ。
刑事時代に、妻トゥルーディーを自動車爆弾で殺された事件が迷宮入りして以来、強迫性障害がひどくなり、刑事を休職。
その後、カウンセリングを受けながら復職を目指し、アシスタントの看護師シャローナを伴って、サンフランシスコ市警のコンサルタントとして数々の事件を解決していきます。

登場人物紹介

エイドリアン・モンク

サンフランシスコ市警察の刑事だったが、休職中。
数々の恐怖症を抱えながら、復職を目指し警察のコンサルタント業をする。
天才的な観察力・記憶力・洞察力を持つが、仕事も私生活も看護師シャローナがいないとままならない。

シャローナ

ベンジーという一人息子を持つ、モンクの看護師兼アシスタント。
モンクが事件解決し、コンサルタント料をもらわないと自分の給料も出ないため、事件調査を始める前に、警部にサインをもらうしっかり物。
毎回、男性と良い仲になりそうなところをモンクに邪魔されてしまう。

強迫性障害をコミカルに表現

日常生活に支障をきたすほどの強迫性障害を抱えているモンクですが、ドラマ内ではコミカルにその症状が表現されています。公式サイトによると、モンクは38もの恐怖症を抱えているようです。

事件現場の散らかり具合が気になるモンク

モンクは天才的な探偵ですが、事件現場は大抵散らかっていたり、汚れていたりします。
それが気になって仕方ない様子がとてもユーモラスに描かれています。

現場維持はしなくてはいけないことは知っているけど、片付けたい！と我慢している様子や、こんなところにはいたくない！と現場から逃げ出そうとするモンクをシャローナが落ち着かせたりする様子がよく登場します。

握手したら即除菌！

潔癖性のモンクは、人と握手したら、すぐ除菌ティッシュで手を拭きます。
モンクが人と握手しそうな場面が訪れると、シャローナはもうカバンから除菌ティッシュを取り出し、スタンバイ。

その行為が、ある事件では黒人差別と誤解されてしまいます。
ある時は、両手で握られてしまったため、除菌ティッシュでは間に合わない！とトイレにこもって手を洗う始末。

苦手なところはシャローナに！

泥に埋もれた車には近寄らずに遠くから観察・推理。
ゴミ箱の中はシャローナが捜索。
高所恐怖症もあるため、観覧車にはシャローナが乗り、モンクは地上でその様子を伝えてもらう。

警察への復職を目指して闘病しているのですが、恐怖症はなかなか克服できません。

シャローナの恋愛を邪魔してしまうモンク

アシスタントの看護師シャローナは、時に恋人となりそうな男性とデートをしたりします。
その度に、モンクは、シャローナの恋愛の邪魔をしてしまいます。
まぁ、シャローナが恋におちる相手の男性にはいつも問題があるので、結果的にはシャローナのためになっているんですけどね。

デートに乗り込んでしまう

シャローナがデート中なのにも関わらず、事件で気になることが出てきてしまったモンクは、２人きりのデートに乗り込み３人でテーブルについてしまう、はた迷惑ぶりを発揮します。

相手の男性の嘘を見破ってしまう

相手の男性の言葉尻におかしなところを発見してしまったモンクは、男性の嘘を見破ってしまい、言わなくてもいいのに、そのことを口に出してしまい、デートを台無しにしてしまいます。

シャローナに怒られ、仕事を辞める、とまで言われてしまい、その後は相手の男性の嘘を見破っても、その場では言いません。
シャローナと良い仲になりそうな男性は、だいたい、シャローナに嘘をついています。

場の空気を壊してしまう

ディナーの後、モノあてゲームに興じるシャローナと相手の男性、シャローナの息子ベンジー、シャローナの妹、そしてモンク。

パントマイムで出題し、それを当てるゲームなのですが、フィルムを回すパントマイムをしているベンジーの動作を見て、皆は「映画」と答えるけど、モンクは「スパイダーマン」と即答してしまいます。
ベンジーが20回も映画を観て、漫画も読んでいるほど、スパイダーマンが好きということから、飛躍して答えてしまいます。

他の出題者もヒント1発目で即答されてしまい、場が白けてしまい、ゲームは終了。
頭が良すぎるのも困ったものですね。