災害時の利用を考えて作られた、井村屋の「えいようかん」のパッケージデザイン

9月1日は防災の日。
もしもに備えて、緊急避難袋の見直しや避難場所の確認などをしたいですね。

私はローリングストック以外に、緊急避難袋に乾パンや水など、必要最低限の飲食物を入れています。
その中に、災害備蓄食料品として有名な井村屋の「えいようかん」もあるのですが、「えいようかん」のパッケージに施された工夫に感激してしまいました。

今回は、井村屋「えいようかん」のパッケージデザインについて、写真と共にその素晴らしさを紹介します。

点字が施されている!

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中身が羊羹だとわかるよう、パッケージの表面と側面に点字が施されています。
この工夫は、視覚に障害をお持ちの方にうれしいのではないでしょうか。

あけ口がわかりやすい

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「あけ口」も幅広で、小さなお子さんからお年を召した方まで使いやすそうです。
点字と同じ様に、「あけ口」のつまみも手触りがはっきりしていて、暗い場所でも手探りですぐわかります。

災害用伝言ダイヤルの利用方法が載っている

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裏面には、災害用伝言ダイヤル「171」の利用方法が印字されています。
利用方法、忘れてしまいますものね。
いざという時に便利!

キラキラのホログラムつき

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表面の大きな「備」のマークはキラキラするホログラム印刷。
停電時でも懐中電灯や携帯電話の灯りを反射し、「えいようかん」の位置がわかりますね!

まとめ

コンパクトで、常温での長期保存が可能で、アレルギー物質を含まない「えいようかん」はそれだけでも素晴らしいのに、パッケージにも災害時のことを考えたデザインが施されています。

デザインの観点からも、「私達のもしもの時を考えてくれている」ことに感激してしまいました。
皆さんも「えいようかん」を見かけたら、パッケージにも注目してみてくださいね。

えいようかんの基本情報

災害時や避難時に最適な備蓄・保存用ようかんです。

  • 長期保存可能(賞味期限設定5年)
  • 食品衛生法で対象とされるアレルギー物質は含まない
  • 1本でご飯お茶碗一杯分のカロリー(171kcal)
  • 1箱5本入り
  • サイズ(1箱):縦37mm × 横86mm × 高さ82mm