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[映画感想] スティーブ・ジョブズ(2015)は本当に舞台裏だった!彼が嫌いな私も楽しめました

2017/09/09

うちの夫がスティーブ・ジョブズを好きでね。

2013年の映画「スティーブ・ジョブズ」も観たし、漫画「スティーブ・ジョブズ(ヤマザキマリ)」も漫画「スティーブズ(うめ)」も読むし、他の漫画や伝記も読んでいました。もしかしたらインタビュー映画も観たんじゃないかしら。

それくらい、彼のことを大好きな夫が、今日は今日で、新作の映画「スティーブ・ジョブズ(2015)」を借りてきたわけですよ。

一方、私は彼のことをそんなに好きなわけではないですから、「今回の映画も、カリスマがあってもどうせ嫌な奴なんやろう?」と思いながら、ぼんやりと横で観ていたわけですが、意外や意外、面白かったです。

何が面白かったって、ほぼ全てのシーンがアップルの新製品発表会の舞台裏で、本当にスティーブ・ジョブズの裏側が描かれていたこと。

スティーブ・ジョブズ(2015)のあらすじ・概要

アップルの新製品発表会の舞台裏で交わされるスティーブ・ジョブズと彼を囲む人々の会話で、スティーブ・ジョブズの裏側を描き出す伝記映画。

キャスト

  • スティーブ・ジョブズ:マイケル・ファスベンダー
  • ジョアンナ・ホフマン:ケイト・ウィンスレット
  • スティーブ・ウォズニアック:セス・ローゲン
  • ジョン・スカリー:ジェフ・ダニエルズ
  • アンディ・ハーツフェルド:マイケル・スタールバーグ

スタッフ

  • 監督・製作:ダニー・ボイル
  • 脚本:アーロン・ソーキン

ここが面白かった!スティーブ・ジョブズ(2015)の感想

「彼とアップルの話」を描いた2013年版とは別角度。「彼と彼らの話」を描いていた

2013年の映画は、スティーブ・ジョブズの人生とアップルの歴史がわかりやすかったです。

それに比べて、2015年のものは「彼とアップルの話」ではなく、「彼と彼らの話」でした。

2013年の映画では家族で暮らしているシーンがあり仲よさげに見えていたんだけど、2015年では一緒に暮らしていないことを主に描かれていて、彼と娘リサとの関係性がクローズアップされていました。

逆に、アップルを創り育て挫折し復活させる、といった「彼とアップルの話」はあまり詳しくは描かれていません。
そこらへんを知った上で観ると楽しめる映画です。

「彼とアップルの話」を知りたい方は2013年版の方がわかりやすいです。

2013年版はこちら

「ソーシャル・ネットワーク」と同じ脚本家か!

だから、あんなに「変人で嫌な奴具合」が引き立っていたんですね!

「ソーシャル・ネットワーク」は、Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグを描いた映画で、マーク・ザッカーバーグはすごいけど変人で嫌な奴で、周辺と摩擦が発生します。

そして、今回の「スティーブ・ジョブズ(2015)」も、ずっと口論!
誰かがスティーブ・ジョブズに本音を言い、彼も本音で返し、ずっと喧嘩!

本当にウォズのいい人具合が引き立っていました。

ほとんどのシーンが舞台裏の会話劇。この構成が面白い!

回想シーンやニュースシーンはあるものの、映画の主なシーンは、アップル新製品の発表会の舞台裏。
これが面白かったところです。

  • 1984年 Macintoshの発表会前
  • 1988年 NeXT Cubeの発表会前
  • 1998年 iMacの発表会前

映画で描かれる場面はこの3つ。
発表会前の舞台袖や楽屋、通路などで、スティーブ・ジョブズと彼に関わる人たちの会話劇で構成されています。

ずっと舞台裏の会話劇ばかりじゃ飽きるかな、と思っていたのですが、登場人物は本番前なのでアチコチ動き回るし、フラッシュバックが挟み込まれたり、壁に会話に関連する映像が映し出されたり、と工夫がされていて、飽きさせない作りになっています。

実は「スティーブ・ジョブズ(2013)」や「ソーシャル・ネットワーク」を観るのが辛かったんですよね。

彼らって自己中心的で嫌な奴じゃないですか。
そして、周りも彼らを非難したり、喧嘩したり。
そういう映画、ちょっとしんどくて...

今回も、ずっと口論しているんですが、見せ方が良かったのでしょうか。
それほど辛くなく、最後まで見ることができました。

彼の秘書的役割のジョアンナとの会話では、楽しいところもあり、いいアクセントになっていました。
そして最後リサと和解したところもいい終わり方ですね。

スティーブ・ジョブズが嫌いな方にオススメの映画です

私が一番最初に買ったパソコンはiMacでした。
今もMacbookを使い、iPhoneとiPadを愛用しています。

アップル社製品は好きだけど、スティーブ・ジョブズ自身はあまり好きになれませんでした。
彼と接する人々は本当に苦痛や苦労が多かったのだろうと察します。
それでもやっぱり彼はすごい人だと思うし、尊敬すべき人です。

そのことを「舞台裏」で描き切ったこの映画は、本当に面白かったです。

この映画を観た後、少し、スティーブ・ジョブズのことを好きになれました。

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