初夏の十和田湖遊覧船めぐりと奥入瀬渓流で渓流撮影ウォーキング

大館市のサテライスオフィス体験事業に参加し大館市に滞在していたわけですが、実は滞在していたべにやまコテージから十和田湖がめっちゃ近いんです。

というわけで、日本で3番目に深い湖「十和田湖」と、渓流が美しい「奥入瀬渓流」に行ってきました。

初渓流撮影です。
渓流の撮影って難しい!
でも楽しい!

まだまだへたっぴですが、渓流撮影初チャレンジの写真と共に、奥入瀬渓流ウォーキングと十和田湖の遊覧船巡りを紹介します。

十和田湖・奥入瀬渓流について

十和田湖は、青森県と秋田県にまたがるカルデラ湖です。
水深は一番深いところで日本で3番目に深い327m。

奥入瀬渓流は十和田湖から流れ出し、滝や清流を形成する川です。
約14km続き、全部歩くのはちょっと大変。
バスが運行しているのでバスを利用したり、レンタル自転車を利用したりするのもおすすめです。

交通アクセス

  • 大館市から休屋まで、車で樹海ラインを通って約70分
  • 青森市から焼山まで、車で約90分

遊覧船乗り口(休屋)

奥入瀬渓流入り口(子ノ口)

詳しくは十和田湖ホームページをご覧ください。
十和田湖・奥入瀬方面へのアクセス - 十和田湖国立公園協会

奥入瀬渓流・中流域を渓流撮影ウォーキング

奥入瀬渓流は石ヶ戸(いしけど)休憩所に車を停め、三乱(さみだれ)の流れまで歩いて下り、そこからまた石ヶ戸休憩所を経由し阿修羅の流れ〜雲井の滝まで歩きました。
雲井の滝からはバスで石ヶ戸休憩所まで戻りました。

それだけで距離は5.1kmでかかった時間は約2時間。

撮影しながら、三脚を背負いながらの移動なので結構時間がかかりました。

石ヶ戸(いしけど)休憩所を出発

奥入瀬渓流の入り口「子ノ口」から車で「石ヶ戸休憩所」まで一本道です。(その道沿いからも滝や渓流が見え、木々からの木漏れ日が美しく、ドライブだけでも楽しめます。)

駐車場は割とすぐ満車に。

トイレ・観光案内・売店・お食事どころなどがあり、とても綺麗に整備されていました。

休憩所の階段を降りるとすぐそこに渓流が。

案内板があるので、とても便利。

前日までの雨のせいで清流というわけにはいきませんでした。
ちょっと水が濁っています。

さて、まずは下流にある「三乱の流れ」へ向かいます。

緑があふれている、とても歩きやすい遊歩道!

すぐ横は渓流です!

上を見上げると木々からの木漏れ日。

下はシダやコケで覆われています。
なんと気持ちの良い遊歩道でしょう!

三乱(さみだれ)の流れ

三乱の流れに到着。
上の写真は普通にオートで撮影しました。

三脚をスタンバイしてマニュアルモードに。

デジタル一眼レフカメラ入門初心者講座/滝を撮影してみよう」を参考に、

  • 撮影モード:マニュアル
  • 絞り:F8.0~F14
  • シャッター速度:4分の1秒~1秒
  • ISO感度:100

に設定してから、撮影しては設定をいじり、撮影しては設定をいじり、初めての渓流撮影です。

一番上手に撮れたのが上の一枚。
うん。
まー、全然ですわ。

三脚を持って歩いている人、結構いました。

石ヶ戸(いしけど)

三乱の流れから石ヶ戸へ戻ります。

戻る途中でもマニュアル撮影をしてみます。
場所や時間帯によって明るさが変わるので、さっき設定した通りにはいきません。設定し直しなのねー。大変なのねー。

石ヶ戸休憩所から上流へちょっと行くと、石ヶ戸が見えてきました。

この大きな岩屋には美女の盗賊が住んでいて、旅人から金品を奪っていたとか。

そうそう。
奥入瀬渓流で面白いと思ったのが、岩の上に木が生えているところ。

川の中の岩にも木が生えています。
ちょっと面白いですね。

屏風岩へ

木の橋も苔むしていて趣深いです。

渓流の向こう側に見える岩肌は屏風岩。
渓流横は歩きやすく整備されていますが、すぐそこには断崖絶壁の自然があります。

九十九島へ

渓流には中洲もあります。

そして九十九島あたり。
たくさんの苔むした岩が川の中に点在しています。

阿修羅の流れ

阿修羅の流れに到着です。
ここでも三脚を設置して、マニュアル撮影に挑戦!

明るすぎたので調整して…

おお!
三乱の流れよりは渓流の筋が綺麗かも。

ちょっと上流を撮ってみたり、

ちょっと遠目から撮ってみたり、「渓流や滝を撮るのって楽しいかも!」と思い始めていました。

雲井の滝へ

上流の「雲井の滝」へ向かうすがらも三脚を設置して撮影したりしていました。

これは確か、「雲井の滝」から奥入瀬渓流へ流れ込んでいる川だったと思います。

そして「雲井の滝」。

滝のそばまで行けるんですが、1時間に1本のバスがあと2分で到着する予定なので、ここから見るだけで終わりました。

バス

雲井の滝から石ヶ戸までバスで戻ります。
料金は一人210円。
バス内では渓流の見どころを音声ガイドで紹介していました。

石ヶ戸(いしけど)休憩所でお昼ご飯

石ヶ戸休憩所ではそばやラーメンなどの軽食やソフトクリームなどがいただけます。

こちらは人気No.3(だったかな)のスペシャルそば。
山菜や天ぷら、卵がのっています。

私は山菜そばにしました。
美味しかったー。

おそばのお供は奥入瀬の地ビール。
瓶ビールも売っていましたので、お土産にもぴったり♪

銚子大滝に寄り道

車で十和田湖へ戻る途中、銚子大滝に寄り道しました。
ものすごい水量!

滝の上はこんなにも穏やか。
この渓流の水は十和田湖から流れてきてるんですよ。
この後、十和田湖へ向かいます。

十和田湖を遊覧船めぐり

奥入瀬渓流の入り口「子ノ口」から「休屋」の遊覧船乗り場へ車で向かいます。

十和田湖畔を通る道なので、十和田湖も眺められ、木漏れ日も美しく、ドライブでも楽しい道でした。

遊覧船乗り場近くの駐車場に車を停めて、切符売り場で切符を購入。
遊覧船は、

  • 休屋〜休屋の周遊ルート
  • 休屋〜子ノ口間のルート

がありますが、今回は休屋〜休屋ルートにしました。

遊覧船は3階建。
3階はグリーン席で、船内で別途料金が必要です。

遊覧船が出港です♪
浜を歩いている人が見えます。
この先に高村光太郎作のブロンズ像「乙女の像」があります。

カルデラ湖の十和田湖には溶岩でできた島があります。

夏が一番、水の色が綺麗らしいです。
この日は深い深い青緑。

珍しい景観を見ながら、折り返し地点まできました。

十和田湖は四方を山に囲まれています。
運転の疲れからか、夫はガイドアナウンスを聞きながら寝てしまっていました。

遊歩道もあるので、十和田湖湖畔をウォーキングするのも気持ちが良さそうです。

十和田湖はヒメマスの養殖をしているそうな。
休屋のお土産屋さんでいただきました。
焼きたてではなかったのがちょっと残念だけど、美味しゅうございました。

展望台から十和田湖を眺める

十和田湖の全景を見たいわ、ということで、発荷峠(はっかとうげ)展望台と紫明亭(しめいてい)展望台から眺めてきました。

発荷峠展望台から朝の十和田湖

雲が多くもやが多かったです。
発荷峠展望台にはトイレや売店・飲食店もあり、休憩にちょうどいい感じでした。

地図

紫明亭展望台から夕方の十和田湖

16時前の十和田湖。

紫明亭展望台は、発荷峠から樹海ラインをちょっと入ったところにあります。

地図

どちらからの景色も美しかったです。
秋は紅葉がまた美しいらしいです。
また行けたらいいなー。