秋田県大館市の「ベニヤマ自然パーク」のコテージで過ごす初夏の1日

大館市のサテライスオフィス体験事業に参加し大館市に滞在していました。

滞在場所は、秋田県大館市の南の方に位置する「ベニヤマ自然パーク」のコテージ。

ひぐらしが朝から晩までカナカナと美しい音色を響かせます。
山に囲まれ、清流が流れている、とても自然豊かなコテージです。

朝は涼しく、温泉も近く、バーベキューのコンロや炭も貸し出してくれるので、夏の避暑やレジャーにぴったりです。

今日は「ベニヤマ自然パーク」の朝・昼・夜を紹介します。

ベニヤマ自然パークコテージの概要

秋田県大館市の比内地域にある自然パーク。

  • 温泉付き市営保養施設「ベニヤマ荘」(休館中)
  • コテージ
  • パーク

で構成されています。

「ベニヤマ荘」は現在、温泉施設が故障のため休館中。(コテージやパークは利用できますので受付は開いています)

コテージは全部で6棟。(全て6人宿泊可能)

なかにはペット同伴で泊まれるコテージもあります。
ペット同伴で泊まれるコテージの専用庭にはネットが張ってあるので、放し飼いできます。

パークには、キャンプ広場・ファイヤーサークル・炊事場・アスレチック・トイレなどがあり、大自然を満喫できます。

コテージ利用者・パーク利用者には、バーベキューセットの貸し出しもあります。

コテージの設備

ログハウス調のコテージには

  • リビング
  • ベッドルーム
  • 洗面所
  • シャワー室
  • トイレ
  • キッチン

があり、エアコンも完備されています。

タオル・バスタオル・ドライヤーもついていました。

キッチンには

  • 冷蔵庫
  • 炊飯器
  • 電気ポット
  • 電子レンジ
  • ガス器具
  • 調理器具
  • 食器

が備え付けられており、食材さえあれば調理ができます。

また、共用の洗濯機が置いてありますので、洗濯もできちゃいます。

交通アクセス

JR「大館駅」から車で約45分。
ベニヤマ自然パーク周辺にスーパーはないので、大館市街地で食材を購入してからパークへ向かうことをオススメします。

バス

大館駅からバスも出ています。
バス停は、ベニヤマ自然パークの入り口とベニヤマ荘の2ヶ所。

冬季と夏季で時刻が変わるようです。
詳しくは秋北バス公式サイトでご確認ください。

能代・大館の高速バス・路線バス|秋北バス 秋田県−バス・タクシー・自動車整備・旅行

料金

  • 休憩:11:00〜15:00 4,500円
  • 宿泊:16:00〜10:00 11,500円
    (7,8月を除く、平日8,050円。ただし、土日祝祭日の前日は通常料金になります。)
  • キャンプサイト1張:16:00から11:00 1,200円

営業期間

4月1日から11月30日

自然たっぷり!ベニヤマ自然パークで過ごす1日

コテージで迎える朝。日の出と共に起きてパークを散歩

コテージで迎える朝が最高に気持ちが良かったです。

朝、デッキでコーヒーを飲んだら、パーク内を散歩に出かけます。

ぐるりとベニヤマ自然パークを一周してみたので、パークを紹介しますね。

パーク入り口

パークの入り口から紹介していきます。

パークの玄関口は桜並木。木漏れ日が気持ち良いです。

すぐ脇には小川が流れています。

秋田県は名古屋よりも北にあるので、7月下旬に紫陽花が満開でした。
ヒグラシも鳴いていて、トンボも飛んでいます。
梅雨・夏を一緒に楽しめるのも秋田県の良いところ。

左に見えるのが自然パーク。
道をまっすぐ行くと「ベニヤマ荘」です。

門がありますが、コテージまで車で行けますよ。

ベニヤマ自然パークの案内図。
ちょっと傷みが激しく危険なのでロープが張っています。

自然パーク(広場、BBQ、アスレチック、キャンプ)

広場はこの日の前日、芝刈りをしていました。
そうそう、夜にはこの広場を四足動物が走り抜けていきました。
キツネっぽかったんですが、キツネかしら。

広場にはアスレチック遊具があります。
夫が大好きなターザンロープもあるので、ちょろっと遊びました。

広場脇には炊事場と野外卓があります。

炉や水道がついていて、

トイレも広場脇にあります。
炊事場・水道・トイレがすぐそこにあるのがいいですねー。

子ども会のキャンプなどで使えるステージやファイヤーサークル。

こちらはキャンプエリア。
テントを張って楽しむのもいいですね!

コテージエリア

コテージは先に紹介した通りなんですが、6棟あります。

コテージ専用駐車場はコテージエリアの奥にあります。

でも各棟に1台くらいは駐車できるスペースがあるので、私たちはコテージ奥の駐車場は利用しませんでした。

コテージの専用庭には野外卓もあるので、BBQやお外でのお食事も楽しめますよ。
山に囲まれ、川のせせらぎと鳥や虫の鳴き声が聞こえるとても素敵な空間でした。

ベニヤマ荘

コテージやキャンプの受付はベニヤマ荘です。

コテージで出たゴミもベニヤマ荘脇のゴミステーションに捨てますので、よく行きました。

ポストも滞在中、利用しましたよ。

こちらは金山資料館。
ここら辺は金山があったみたいです。

熊のオブジェがありますが、熊が出るそうです。
私自身は遭遇していません。

ベニヤマ荘の駐車場から見た景色。
山がとても青々としています。
明け方や天気の悪い日はもやがかかっていてちょっと幻想的な雰囲気に。

シャワーで汗を流してサッパリ

コテージにはシャワーがついています。
朝の運動で汗をかいたら、軽くシャワーを浴びてスッキリ!

タオルは6人分用意されていますよー。

散歩の後はコテージで仕事

朝ごはんを食べて散歩もしたらコテージに戻ってちょこっと仕事。

Wi-Fi環境が整っているのでパソコン持ってきたら仕事もできちゃいます。

コテージなので明かりがちょっと暖色系で暗めです。
仕事をするにはちょっと光量不足ですが、LEDライトも用意してもらっていたので、ありがたいです。

プリンターも電源もスピーカーも用意してもらっていました。

※ LEDライトやプリンターなどは大館市のサテライスオフィス体験事業の一環で用意されたものかもしれません。通常のコテージ利用では利用できないかもしれません。

昼はコテージ横の庭で焼肉バーベキュー

ベニヤマ荘の受付でコンロセットを借りてきました。

コンロと

炭・着火剤・網・火挟・トング・うちわ・軍手がセットになっています。
チャッカマンはセットじゃなかったけど、マッチやライターがなかったのでお願いしたら借りることができました。
(持って行った方がいいかも。ない場合もあるかもしれません)

一人でバーベキューの火起こし初体験!

夫はコテージで仕事中なので私が火を起こします。
バーベキューは何度かしたことはあるものの、実は火起こしをしたことはありません。
初火起こしです。

バーベキューの炭の起こし方は、コツさえ知っていれば実はかなり簡単 | DDRダイエット改!(直球ストレート(笑)) を参考に、

まずは着火剤を並べて、

炭を人の字に立てかけて、

着火剤に点火!
すごい火が出た!怖い><

炭を増やしていきますが、めちゃめちゃ熱い><

着火剤が落ち着いて炭に火が移ったようです。

うちわで扇いで、火を炭に行き渡らせます。

お腹を空かせた夫がコテージから出てきました。
炭を並べて準備完了!

具材の準備

具材の準備は、午前中に済ませています。
コテージに調理器具もレンジも冷蔵庫もあるので、エアコンの効いた室内で準備して冷蔵庫に入れておけるのがいいですね。

地元の方におすそ分けしてもらったズッキーニは、オリーブオイルと塩胡椒に漬け置き。

スーパーで買ったとうもろこしは電子レンジでチン。
しいたけは軸だけとっておきました。

今回のメイン食材「馬刺し」は分厚めにカット。

サザエと

お肉

ソーセージを持ってお庭へ!

いざバーベキュー!

地元食材で美味しい昼食

タンは分厚めとはいえ薄いのですぐに食べれました。
美味しいー♪
炭火で焼いたタン美味しいー♪

ハラミも美味しいー♪
でもこれはバーベキューではなく焼肉ではないのか?という疑問がふつふつと。

野菜たちもできあがってきました。
ズッキーニが絶品でした。
2本も一度に食べるのは多いかなーと思っていましたが、あっと言う間になくなってしまいました。

そしてメイン食材「馬刺し」。
生で食べられるので、軽くあぶるだけで美味しいよ!ということですが、火加減は難しいです。

中はいい具合のミディアムレアに仕上がりました。
脂肪分が少なく、しっかりした歯ごたえだけど、固すぎず、とても美味しい!

片付け

コンロはそのまま置いておいて、夕方、炭火が消化してから片付けました。
完全に消化したら、炭は燃えるゴミに出します。

日が沈むのは結構早い。コテージの夕方

山に囲まれているので、太陽が山に隠れると一気に暗くなります。

パークから歩いて数分の田んぼまで行ってみました。

山の間に沈む夕日と夕焼け空になんとか間に合いました。

ベニヤマ自然パークの看板も電柱も影になり、

夜がやってきます。

夕飯はコテージで自炊

コテージでは食材さえ持ってきたら自炊ができます。

「あきたこまち」が炊き上がったら晩ご飯!

ご飯を食べたら、徒歩で近くの温泉へ

ベニヤマ荘の温泉施設は故障中のため、徒歩5分くらいの場所にある「大葛温泉(おおくぞおんせん)町民浴場」へ。

熱めの温泉で地元の方々と共にお湯につかります。
女湯の窓からはベニヤマ自然パークと温泉との間に流れる川を見ることもできます。

夜、晴れていれば星空の天体観測を

街の明かりがない、山に囲まれたベニヤマ自然パーク。
夜空には星がいっぱいです。

一眼レフと三脚で、夜空の撮影にも挑戦してみました。

まー初めての星空撮影なもんで、ピント合わせるところからまずわからない。

撮影しては確認、撮影しては確認を繰り返して、

山と北斗七星を撮ってみたりしました。

後で室内で写真を確認したら、星が流れてちょっと棒状になっていました。

シャッターを開く時間が長いと流れるんですよねー。
星空写真は難しいですねー。

星空は空気の澄んでいる冬がとっても綺麗に見えるそうです。
冬はコテージはオープンしていないのが残念です。

雨の日もオツなもの

実は大館入りした日は、大館市で観測至上最大の雨の日でした。

梅雨時期でしたし、雨の日も続きましたが、もやのかかる山がとても綺麗でした。

雨音と川の轟音(雨の日は水量が増すので)を聞きながら、デッキでコーヒーをいただくのも、なかなかオツなものです。

遭遇した野生の動物

遭遇したというか、見かけたというか、

  • 子ザルが畑から山へ走り抜けたり
  • キツネらしき四足動物が夜パーク内を歩いていたり
  • 野鳥や鷹系の鳥が飛んでいたり

していました。

熊も出る可能性がありますが、見かけませんでした。
本当に良かったです。


以上、ベニヤマ自然パークのコテージを紹介してきました。
ヒグラシの鳴き声と川のせせらぎが聞こえるだけで、人口の音がしないとても自然豊かな場所でした。
春から秋まで営業していますので、夏休みの思い出に、秋の行楽シーズンに、ぜひ利用してみてくださいね。