掃除嫌いな主婦が選んだのは、新築ではなく古いマンション

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今借りているマンションは築30年以上。
リフォームされていますが、元はとても古いマンションです。

なぜ古いマンションを選んだかというと、安さ・広さ以外にもう一つ理由があります。

それは「最初から汚れやキズがある」というところ。

掃除が苦手な私には、新築物件は辛かったのです。

新築のマンションに数回住みました

一人暮らしや二人暮らしなどで新築のマンションに2、3回住みました。
そして思ったのです。

「新築はもういいや」と。

いつまでも新築ではない

入居時は新築でも住んでいるうちに新築ではなくなります。
最初は綺麗な部屋や共有スペースも、そのうち、汚れていくのです。

新築だってゴキブリは出る

遭遇した時は驚きました。
新築のマンションで大きなゴキブリを見ました。
どこから侵入したのかはわかりませんが、隣が空き地だったので野生のゴキブリだったのでしょう。

掃除が苦手な私。キレイを保てない

壁を汚してしまったり、設備を壊してしまったり。
賃貸ではありがちですが、押しピンを使ってはいけなかったり…
壁掛け時計さえ諦めていました。

「キレイに使わなくてはいけない」
「壊してはいけない」

というプレッシャーが半端なかったのです。

その上、掃除は苦手。
不器用だから、設備に傷をつけてしまうことも。

退去時に費用がかかり自己嫌悪

引っ越しをする際にかかる修繕費用。
一部の壁を汚しただけで一面張替えとか。

キレイに使えなかった自分に自己嫌悪していました。

掃除ができるようになった今なら「そんなこと自己嫌悪する必要ない」と言えます。

「汚れた壁紙はキレイに掃除すればいい。
押しピンが使えなくても、剥がせる粘着シールや壁美人だってある。
壊してしまったら修繕費用を払えばいいだけ。」

壁美人ってこういうやつです↓

昔はそんなこと知らなかったから、汚したり壊したりしたら一巻の終わりだと思い込んでいました。
一点の汚れも許されない、そんな風に思っていました。

古いマンションのメリット

新築に何軒か住んで、今、選んだのは古いマンション。
メリットを挙げます。

安い

まずはこれ。
同じ広さの新築を選ぼうとすると、お家賃が本当に高くなります。

広い

安いと同義なところもありますが、お家賃が安いので広いお部屋を借りられます。

最初から汚れやキズがある

そして掃除が苦手な私の最大のポイントはここでした。

  • 窓ガラスにはテープの跡
  • ガタがきている建具
  • 柱には釘やフックがつけられたまま

「これだけ汚れやキズがあるなら気を使わなくていい」

そう思ったら気が楽になりました。

とは言っても、むやみに傷つけたりはしませんけどね。

古いマンションのデメリット

古いゆえの不満点だってあります。

間取りが古い

キッチンや洗面所、玄関が狭く、他の部屋が広い、そんな間取りです。
キッチン家電はダイニングにはみ出しています。
古いタイプの間取りなので、使いづらく感じることも。

設備が古い

水周りはリフォームされているのですが、壁と巾木に隙間が空いていたり、フローリングがハゲていたり。
インターネットがなかった時代の建物なので、インターネットの配線が面倒でした。
オートロックなどのセキュリティもありません。

耐震に難あり?

耐震テストは通っていると言ってた気がするのですが、最新の技術が使われているわけではありません。

デメリットともうまく付き合う

デメリットもありますが、掃除が好きになり、片付けられるようになってからは、このお部屋とも仲良く暮らせています。

掃除しづらい洗面台の歯ブラシ立てつき扉

フローリングの隙間ゴミをブラシで搔き出すのが快感すぎる

ハンガーも洗濯バサミも洗面台下に収納

ガスコンロの下を重曹水で清掃(閲覧注意)

立地と環境が良くて、住みやすく愛しいお家です。

まとめ

「最初から汚れやキズがある家なら、掃除が苦手でも気にせず住める」

そう思って古いマンションを借りましたのですが、今では掃除も収納もだいぶ上手にできるようになってきました。
入居時よりもキレイになった箇所だってあります。

掃除能力も収納技術も上がってきた今なら、新築のマンションにも住めるかもしれません。

掃除ができるようになった今、引っ越し先を選ぶなら

次引っ越す時は、

  • 家はもう少し狭くてもいい
  • 間取りや設備はもう少し使い易いところ
  • 築年数はこだわらない

そんな感じで探してみようと思います。

とても心地よい環境なので、まだ引っ越す予定はありませんけどね。

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