名古屋の平和公園一万歩コースをウォーキング。とても美しくバラエティに富んだ道でした

東山動植物園のすぐ近くにある「平和公園」。
北部の中央には墓地があるのですが、その周りは公園が点在していて、市民の憩いの場になっています。
南部は森が広がっています。

春も間近の3月のとある晴れた日に平和公園の一万歩コースを歩いてきました。

目に楽しい、野山あり、池ありのバラエティに富んだコースでした。

ちょっと長いですが、上記内容で紹介します。

平和公園とは

名古屋市東部丘陵地域の、千種区(一部名東区に跨る)にある公園。戦後の大規模な区画整理事業(戦災復興都市計画)に因って整備され、名古屋市内の多くの墓地が平和公園内へ移転した。現在では市内有数の桜の名所でもあり、公園内のメタセコイヤ広場では多数のイベントが開催される。

Wikipedia より

  • 墓地があり
  • 桜の名所もあり
  • 魚釣りができる池があり
  • 配水場があり
  • 公園がいくつかあり
  • 散歩・ジョギングコースがあり
  • 東山動物園のコアラが食べるためのユーカリの森があり

そして緑豊かで美しく整備された場所です。

平和公園へのアクセス

最寄駅

  • 地下鉄東山線星ヶ丘駅
  • 名城線自由ヶ丘駅
  • 地下鉄東山線東山公園駅

駅から歩いてもいいしバスに乗るのもいいですね。
駐車場もあります。

どうせ一万歩コースを歩くのだから、と私は星ヶ丘駅から歩いて、一万歩コースの「星ヶ丘口」から入りました。
駅から「星ヶ丘口」までは徒歩10分くらいです。

私は星ヶ丘駅から行きましたが、東山公園駅で下車して一万歩コースのスタート地点(0地点)の「新池口」へ向かう方がいいと思います。
星ヶ丘口までの道は急勾配があってしんどいです。

平和公園一万歩コースを歩く!

写真と共に星ヶ丘口から歩いた様子を紹介します。

地下鉄星ヶ丘駅から星ヶ丘口へ

前述したとおり、私は地下鉄星ヶ丘駅から星ヶ丘口に向かいました。

この辺りは急な坂道です。
行き止まりもあるので、道に迷うと大変。

もし星ヶ丘口から入るなら、案内標識などはないのでGoogleMapなどを使って行った方が良いですね。

住宅街の中を通っていくのでマナーは気をつけなきゃです。

※ 東山線で行くなら、東山公園駅から一万歩コースのスタート地点(新池口)を目指す方がいいかもしれません。星ヶ丘口へ向かう道は本当に急勾配な坂がきついです。

星ヶ丘口へ到着(平和公園一万歩コース8地点)

いよいよ、一万歩コースに入ります!

平和公園一万歩コースには時折案内図があります。
現在地とトイレなどの位置確認に便利。

左は新池口(0地点)へ、右は順路通り平和堂へ向かい、公園周遊する道。

左に戻って、スタート地点から巡ろうかな?と迷いましたが、帰りも星ヶ丘口から帰るから、9地点へ向かうことに!

平和堂までの道は林が広がります

最初は地面が土でした。
途中に山(くらしの森)に登る道もあったりして、両側に林が広がり起伏のある道を歩いて行くと、

どんどん舗装されだして、

平地に出ます。

大きな広場を発見!

なんて素敵な並木道。

平和堂近くの小さな公園で昼食

平和堂近くまできました。

平和堂へは寄らず、端にある小さな公園のベンチでお昼ご飯。

梅が咲いていて、良い天気でした。
歩いているとあったかいけど、ベンチで休むと寒くなってきます。
休憩もそこそこに出発!

墓地を左にユーカリの森を右に(18地点)

昼食を摂り一万歩コースウォーキングを再開です。
墓地が左にあり右手にはユーカリの森(植栽中)が見えてきます。

このユーカリは東山動物園のコアラの餌になるんですって。

「なるほど、だから地点案内看板にコアラのマスコットがいるのか」と納得。

再び林の中へ(30地点へ)

墓地を離れ、再び林の中へ入って歩いていると、遊具のある公園と小学校に行き着きます。

小学校の横の階段を上がると、

ユーカリの森に再び遭遇。(今後も遭遇するのですが)
とても気持ちの良さそうな森です。

ユーカリの森を抜けると、30地点です。
一万歩コースはここを右折するようです。
右折右折…と右を見ると!

おぉ!!
アクアタワー!!!
展望施設のある配水塔「アクアタワー」が見えてきました。

アクアタワー展望台へ(33地点)

30地点を右折し道路沿いを歩いていくと、平和公園配水場に着きます。(33地点)

地下には水が蓄えられていますが、地上は広場になっています。

広場からアクアタワー!

アクアタワーの入館料など

  • 開館日:土・日・祝日
  • 開館時間:午前10時〜午後4時
  • 入館料:無料

土日祝日にしか入れませんけど、入館料は無料ですー。

近くで見ると、とても高い建物ですね!
タワー自体の高さは約50m、展望室の高さは約40mです。
しかし、エレベーターは3階しかありません。
展望室のある3階へ!

手前に見える球体は「献体の塔」。
その周りに広がるのが墓地。
遠くに見える鉛筆型のタワーが東山動植物園にある「東山スカイタワー」ですね!

ナゴヤドームや名古屋の高層ビル群が見えます。

アクアタワーの展望室は3面ガラス張りで、名古屋を見渡すことができました。

1階の受付近くには配水場で作ったお水が飲めるので飲んでみてくださいね。
冷たくてとても美味しかったです♪

墓地を左にユーカリのビニールハウスを右に

アクアタワーを出て素敵な並木道を歩き、

墓地を左手に整備された美しい道を歩いていると、

ビニールハウス群が見えてきます。
このビニールハウスは「ユーカリ」が育てられています。
東山動物園のコアラに会いたくなってきました。

猫ヶ洞池を周遊(48地点)

猫ヶ洞池(ねこがほらいけ)が見えてくると、一万歩コースも半分以上過ぎたんだなーと感慨深くなってきます。

猫ヶ洞池周りもバラエティに富んだ道。

湿地帯を歩いたり、

山道に入っていったり、

谷を渡ったりして、

池を半周したら、

魚釣りができるエリアに出てきます!
たくさんのおじさまや家族連れが魚釣りしていましたよー

48地点まできました。

魚釣り場利用方法

48地点からメタセコイヤ広場(51地点近く)までの区域は、一般市民が釣りをしても良いように年中無休で解放されています。
釣り道具のレンタルなどはしていませんので、釣り道具は各自で準備する必要があります。

何が釣れるんでしょうねー。
一度行ってみたいです。

メタセコイヤ広場(51地点から)

猫ヶ洞池沿いを歩くと、51地点と一万歩コースの案内図がありました。
メタセコイヤ広場を抜けるとしばらくお手洗いがありません。

メタセコイヤ広場は一番賑わっていました。

一輪車に乗って遊ぶ子供達やバスケをする男の子、ラジコンで遊んでいたり、テントを張っていたり、家族連れでシートを敷いてご飯を食べたり。

「ここが平和公園のメインの公園なのね!」と私もここで一休み。

里山の家へ(63地点へ)

「桜の園」はまだ桜が咲いていませんので寄り道せずにバス通りを進み、平和公園の外周を歩きます。

この道は大して面白くない普通の道です。

61地点。
遠くに東山スカイタワーが見えてきました。

普通の道を歩いていると開けた場所が!
63地点、くらしの森の湿地帯の入り口です。

ちょっと奥まで湿地を散策できたり、山を登ったりもできるのですが、今日は寄り道なしで。

湿地帯の入り口には「里山の家」があります。
トイレや休憩所など無料で利用できますので、湿地帯やくらしの森を散策する際には利用しようと思います♪

一万歩コース最終地点(64地点)

平和公園一万歩コースって途中途中で地点案内看板が立っているのですが一体何番まであるのだろう?と疑問でした。

最終地点は64地点。
1周6.5kmあるので、100m毎に看板が立っているのでしょうね。

一万歩コーススタート地点新池口(0地点)

新池口まできました。

「0地点」です!
ここから歩くのが本来あるべき姿なのかも。
でもどこから歩こうと最後は入った地点に戻れます。

星ヶ丘口へ向かう

1地点から8地点へ向かいます。

この時点でもう体はクタクタ。
丘陵地帯なので、足の筋肉も悲鳴をあげ始めています。

星ヶ丘口へ到着です。

平和公園一万歩コースは本当に一万歩?

平和公園一万歩コースは

  • 所要時間 約2時間
  • 距離 6.5km

です。

本当に一万歩歩いたのか?
スマホの歩数計で見てみましょう。

スタート時

一万歩コースに入るまでに、1.7km、歩数にして2,728歩、歩いています。11時19分から一万歩コーススタートです。

ゴール時

一万歩コースを歩き終わって、8.8km、歩数は13,932歩、13時50分終了です。

今回の所要時間、歩いた距離、歩数

計算してみました。

  • 所要時間 2時間31分
  • 距離 7.1km
  • 歩数 11,204歩

アクアタワーへ寄り道したり、途中、昼食や休憩を挟んだので、こんなものでしょう。
歩数は1万歩を超えています。

平和公園一万歩コースは本当に一万歩でした。

一万歩コースの感想:とても美しい散策路でした

バラエティに富んでいる景観の美しいコース

平和公園一万歩コースはとても美しかったです。
山あり谷あり池ありの景観の変化や、舗装道・砂利道・山道など道もバラエティに富んでいます。

そして、自然の美しさはもちろん、ゴミがほとんど落ちていません。

ちゃんと整備されていて、公園利用者もマナーに気をつけているんだろうな、と推測しています。

今回は春の始まる前に行きましたが、春夏秋冬どの季節でも楽しめそうな自然豊かな公園でした。

歩きやすい

起伏はありますが急な坂はなく(星ヶ丘口へ入る道の方が急なぐらい!)歩きやすかったです。

一万歩コースでは、ジョギングをしている方、ウォーキングをしている方、犬の散歩をしている方などとすれ違いましたが、あまり人は多くありませんでした。

もっと気候の良い季節なら人が増えるのかもしれませんね。

設備などの注意点

  • 街灯:ほとんどありません
  • 自販機:里山の家にはありましたが他はありません
  • ゴミ箱:ありません
  • 灰皿:ありません
  • トイレ:北部は点在

街灯がない場所が多いので一万歩コースを歩くなら、日のあるうちに帰れるようにした方が良いです。

コース途中に自販機も売店もありません。
水分や食べ物は自分で持っていく必要があります。


歩き疲れましたが本当に楽しい散策ができました。
気候の良い時期にまた訪れたいと思います。

名古屋市の平和公園のページで、一万歩コースの案内図(PDF)も配布されています。
興味のある方はのぞいてみてくださいね。

名古屋市:平和公園(千種区)